はじめて、ディズニーオンアイスを観てきました。
ディズニーコンテンツを扱ったアイススケートのショーです。
正直、興味がなかったのですが、
運良くチケットを入手できたので家族を引き連れいってきました。
今回、ディズニーのショーの演出、会場のホスピタリティに注目しようと
思っていたのですが、行ってみたらマーケティングが素晴らしいなと感心しました。
ディズニーオンアイスから学んだ3つのすごいマーケティングを紹介しようと思います。
会場へコスプレで行くと記念品がもらえる。
子供は、アナ雪のエルサ、ラプンツエル、アリスだったり
ほぼ、なんらかのコスプレをしていました。
最近の人気はプリンセスですね。
記念品とは30th記念のシールでした。
モノとしてはあまりコストのかからない安価なものです。
ただ、ここでしか手に入らないレアリティのものにしているところがさすが。
近隣の駅、最寄駅にコスプレの子供たちがいると
すれちがった人たちは「今日、(ディズニーの)何かあるの?」となります。
すなわち、動く広告塔です。
シール1枚で大きな広告効果を生んでいます。
それに、子供たちにとってもコスプレは楽しい。
さらに会場の雰囲気も気分的に盛り上がりますよね。
ここでしか手に入らないグッズと
しつこいくらいの販売機会
グッズ販売。すごいです。ぬかりなしです。
売ってるものは、
光る杖や剣など玩具・オラフのかき氷・オラフの綿菓子・・・など。
2000円くらいする商品ばかり、正直高いです。
「ここでしか販売してません、いかがですか〜?」
あー、消費者心をくすぐってくる〜。
「ここでしか買えない。記念に買うかー」
会場外にある屋台のショップは行列ができていました。
「並んでいるし、まぁいいいかぁ」
・・・と思った矢先。
同じ商品を持った販売スタッフが前から近づいてくる!
うまい。買ってしまった。
並ばずに買えるチャンス!と思ってしまった。
しかも、会場入りして席に着くまでにもお店が!
さらに
席に座って前を見ると、
舞台のまわりにもお店が!
誰かが勝っているのを見ると財布が緩んでしまいますよね。
迷っていたものまで、「やっぱり、買っとこう」となってしまいました。
見てると欲しくなるんですよね。
ものを売りたければ、「販売機会を増やす」。
ちなみにショーの休憩時間にもグッズ販売していました。
もっとも簡単に観客を盛り上げる方法
マーケティングとはちょっと外れてしまうかもしれませんが・・・
開演5分前に「前説」のようなものがはじまりました。
2人の演者さんが出てきて
「これ欲しいー?」
フリスビーやスノーボール?を観客に飛ばし、プレゼントをはじめました。
会場は盛り上がります。
「声が大きいところに投げまーす!」
会場はもっと盛り上がります。
本当、人間なんて単純ですね。
まとめ
・観客をコスプレで広告塔にする
・販売機会を増やす
・プレゼントで会場を盛り上げる
ここまで徹底し、やりきっているショーはなかなかない気がします。
ショービジネス以外でも使えると思いました。
最後に・・・
娘から「ディズニーランドに行きたい」と
ねだられました。
ちなみに撮影禁止ではなく、写真取り放題なんです。
これも拡散させるためですね。