こんにちは、特許をとりたいヌーボーです。
最近、知人の名刺をデザインさせていただいたのですが、
一風変わった名刺デザインなりました。それが、評判がすこぶる良いらしいです。^^
その知人から、「これで特許とれない?」と勧められました。
ええ!?
特許??
名刺のデザインの特許なんてほとんど聞いたことないし、
考えてもみなかったのですが、興味がわいてきたのでいろいろ調べてみました。
そもそも、
名刺のデザインで特許を取った例があるのか?
特許が認可されたものは、特許電子図書館 で調べられます。
特許庁のサイトで検索
“名刺 印刷”で検索。
特許ではなく、実用新案でしたが、ありました!
パソコン型名刺
なんか、こういうアイデア思い浮かんで勝手にやってしまいそうです。
立体名刺
これも自由には使えない訳ですね。。。やってしまいそう。
結果
実用新案には「名刺のデザイン」が存在した。
ですが、いろいろ調べていくうちに意匠権という存在を思い出しました。
デザインだし、こっちじゃない??
ふたたび、特許庁のサイトで検索
意匠はデザインの権利なので、主に工業製品が多いですね・・・。
でも、ありました!
名刺に幼い頃の写真と現在の写真を入れるという意匠です。
これでビジネスをしてたら、意匠権侵害になるんですよね。
知らなかったら、ほんとにうっかりやってしまいそうです。
結論
特許・実用新案・意匠。
ともにグラフィックデザインで取得している例もあるけど、そんなに多くない。
やっぱり、費用対効果でしょう。
その権利でどれだけビジネスになるかによるのだと思う。
ある程度、元が取れる目処が立ってから権利を抑えるのがいいと判断。
意匠権を取得するのに、事務所手数料含め25万くらいかかるらしい。
慎重にせねば。
不正競争防止法というのがあってパクリは不法行為にとわれます。
効果は3年のようですので、その間で意匠権を取得するのがいいのかもしれません。
それと、デザインするときも権利侵害をしていないか意識しないと!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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